日本のアニメ映画「君の名は。」公開前 北京の上映会盛況 “愛情”表す

 日本のアニメ映画「君の名は。」のプレミア上映会がこのほど北京で行われ、映画スターの徐崢・陶虹夫妻らゲストや中国アニメ映画「西游記之大聖帰来(西遊記 ヒーロー・イズ・バック)」の田暁鵬監督ら多くのアニメ関係者が集い、公開の成功を応援した。

 「君の名は。」は来月2日、中国本土での公開が始まる。既に89カ国・地域での公開が決まっているといい、上映された地域では素晴らしい成績を残している。日本でも現在、今年の観客動員1位となっている。

 同作の新海誠監督は、場内の観客に向けて「作品には2年間の全てを費やした。楽しんでもらえるとうれしい」とあいさつ。初めて顔を合わせる中国本土の観客を前に緊張した面持ちだった。

 この日はレッドカーペットでのイベントが行われ、多くのゲストが新海作品への“愛情”を表した。徐夫妻は何度も「新海誠の作品は(海賊版DVDなどではなく)絶対に映画館で見るべきだ」と語った。(中国新聞社)